多読実践者 座談会 多読と英語学習の関連 継続のコツ

ORCのランキングを盛り上げてくれている、そうのすけさんとさわさんとそれぞれのお母さまにお話を聞かせていただきました。どうやったら毎月2000分以上取り組めるのか、時間帯やコツなどいろいろと教えていただきましたので共有させていただきます。(座談会は2023年3月に実施)

二家族のプロフィールご紹介

(そ)そうのすけさん:2021年12月入会の現在小学校4年生。(在籍1年8か月)

ご家族の英語レベル(ご本人に書いていただきました):
父 級なし、学校で習った英語はある程度理解出来るが聞き取りは無理
母 級なし、そうのすけが英語に出会うまで100%嫌いで理解出来なかった。一緒にやるうちに耳が鍛えられ、去年3級の問題を家で解いたら出来た。ライティングは無理。

<英検受験歴>
2022年度第1回の英検で4級合格(小3)
2022年度第2回の英検で3級合格(小3)
※1年で2つの級に合格されていますが、MKのカリキュラムでは5級→4級は9か月、4級→3級は12か月かかる設定となっています。

(さ)さわさん:2021年4月入会の現在小学校3年生。(在籍2年4か月)

ご家族の英語レベル:父英検2級,TOEIC720点 母英検2級,TOEIC700点

<英検受験歴>
2021年度10月英検Jrゴールド合格(小1)
2022年度第1回の英検で5級合格(小2)
2022年度第2回の英検で4級合格(小2)
2022年度第3回の英検で3級合格(小2)

英検Jr.の存在を知らなかったので,幼稚園時代に力試しする機会がなく小1でゴールドを受験。 また小1の時には準会場でよさそうな近場の会場がなかったことと本会場での受験は不安だったため,5級を受けるタイミングがなかった。小2になり通い始めた学習塾で英検が受けられるようになり,結果的に小2で一気に5・4・3級を受験。
※1年で3つの級に合格されていますが、MKのカリキュラムでは中級スタート→5級は8か月、5級→4級は9か月、4級→3級は12か月かかる設定となっています。

最近は準2級のライティングの学習に時間を使うようになったので、ORCランキング上位は目指せなくなってきたとのことです。取り組み方も、年齢や時期によって変わってくることを実感しているそうです。

家庭でのORCの取り組み

カスタマーサポート岩田
カスタマーサポート岩田

ORCに取り組むのはどの時間帯ですか?

ご家庭でのORCの取り組みについて教えてください。

そ:朝、一冊聞くのが習慣になっています。耳のマークのところは、遊びながらやごはんの時にかけ流しで聞いています。隙間時間も利用して(車での移動中など)、音源を真似して録音することも楽しんでいます夜は、30分ほど問題の部分(Read and Discoverの巻末問題)にも取り組みます。

さ:朝は耳のマークで聞いています。あとは、学校の宿題をしたあとにも取り組みます。「もっと読みたい!」という気持ちが強いので、自主的に自分だけで取り組むことが多いです。ORTの絵は顔の表情があるので面白くて、お話をひとつ読むと続きもどんどん読みたくなるという理由でハマりました。

そママ:朝聞く一冊についてですが、一冊が短い時は2〜3冊選んでいます。息子は朝ゆっくり時間がいるタイプなので6:30起床、6:45から7:30までが本読み時間になっています。幼稚園の時から出発まで2時間自分の時間があると落ち着いてくれてたので、その時間を好きになった英語に当ててきました。
我が家は親が英語がわからないので、颯之輔が英語に出会ってから、はじめは朝のテレビなし、夜のドラマなしでテレビの代わりに英語動画や音楽を家でも車でもひたすらかけてを半年以上続けました。主人はニュースも観せてもらえず大変だったかなと思います。
観る聴くが定着してからは一緒に楽しめても親が何一つ教えられないので、子供にアドバイスは皆無それならばどうするか!で、今現在も楽しみながら身につけられる英語があれば、テレビ、音楽、映画、ニュース、ラジオなんでも聴いて、楽しい!聴いてみよう!真似しよう!と一緒にしています。今は本が読めるようになったので、家でできる本読み、観る聴くは絶えずなくさないようにしています。これくらいしか私に思いつく方法がないので、気が付けばこれが習慣化していました。

現在読んでいるORCのレベル、タイトル

岩田
岩田

二人とも3級に合格し、準2級を目指すレベルです。

今ORCで読んでいる本は何ですか?

  

そ:Read and Discoverのlevel5です。いろいろなことを知れて、知識が増えていくことが楽しいです。

さ:ORTのレベル7~9です。一番好きな本はレベル9の「Dutch Adventure」です。

そママ:今夢中になってる本Dominoes The First Flying  Manは、現在の飛行機、昔はなかったけど、どうやって考え、思いつき作られたのか気持ちが分かるので楽しいと思い何回でも読めるそうです。

 今の今まで童話や物語りを読まなかったので、新鮮味があり楽しい!と思うようです。学校の国語の本も話しがつまらなくて読みたくない時に、私がオーバリアクションすぎる抑揚をつけて読むと、学校とのギャップにうけて読んでくれるようになるので、効果音が流れる本は楽しくなるのかもしれません

岩田
岩田

元々本は好きだったんですか?

そ:小さいころから今も、日本語の本はまったく読みません!なので、ORCに入っている「The Classic Tales」のシリーズで初めて読む昔話もあります。
さ:日本語の本も好きです。ORCは音源が付いているので、取り組みやすく気に入っています。

工夫している、サポート、心がけている点

岩田
岩田

何か工夫されている点やMKの仲間にアドバイスがあれば教えてください。

さ:一つ目は、疲れないように取り組むことです!例えば、私なら折り紙をしながらや、運動をしながらORCでストーリーを聞くこともあります。
二つ目は、手帳に記録を書き込むことです。一日にどれくらい取り組んだのかを手帳に書き込んでいくことで、自分がどれくらい読めたのか把握できるのでオススメです。三つ目は、昔の録音を聞き直してみることです。前より上手く読めるようになっている時、嬉しく思います。

さママ:さわは,ORCの録音機能を使って聞き直しをしています。 唇のマークの機能です。過去に録音したときに、赤色になっているものを主に聞き直しています。そして兄妹で爆笑しています(笑)
赤色ということは発音が良くなかったということなので、それを録音し直してexcellentが録音できるように録音し直しています。兄妹で面白がって取り組んでいます。

岩田
岩田

お母さまがサポートしている点、心がけている点はありますか?

そママ:「今日はどんな本を読んだの?」と声かけをしています。最初こそ取り組みも声かけが必要でしたが、今は声かけ不要で自主的に取り組んでくれています。親子で楽しみたいと思っていますので、読んだ本について日本語で説明してもらうこともあります。
英検・文法大作で使う「ひとつひとつわかりやすく」の問題も、親子でクイズ形式にして取り組むことで勉強っぽくなくできています。頑張ったらYouTubeのご褒美も与えています。英語学習は、日々の積み重ねが大切だと実感しています
元々読むことでご褒美や「褒められたい」はなかったので、あくまでも本人が楽しいと思って長く読むことが多いです。褒められると恥ずかしいのか怒られます。

さママ:我が家も最初は声掛けが必要でしたが、今は声掛けなしでも自主的に取り組んでくれています。私は機械に疎いので、ORCも「どうやってやるの?」「教えて?」と声掛けをし、褒めることに徹しています


そママ:ORCの取り組みではないのですが、普段から自転車が走ってるのを見たらクィーンのbycycleを歌う、ORTのsubmarine adventureだとビートルズのyellow submarineを聴かせて歌も楽しみ英語の曲も覚えて楽しむようにしています。
MKに入る前は今月の英語の歌を決め、1か月で一曲まるまる歌詞を綺麗に歌えるようにする!という課題を渡して2人で遊んでました。これも我が家の楽しみながら身につける一つです。ただ嫌いになるのは困るので、気分が乗らない時、イライラする時、英語を聴いて心地よくならない時は一切手を付けない。と言う暗黙のルールもあります。

ご褒美について

岩田
岩田

「頑張ったらご褒美」はどんなことをしていますか?

そママ:ORC、英単語、ライティング習慣化されていて、やって当たり前なので報酬はありません。頑張らないと出来ないことは別です。例えばORCの本毎月8冊のうち1冊まるまる自分の声で録音が完成するごとに(我が家は朝録音するので)、その日の朝だけアプリゲームかYouTubeが使い放題をプレゼントします。ただ実際は、朝の準備等で出発するまでにせいぜい5〜10分しか使う時間がありません。朝バタバタで使えない時は、宿題、準備等家に帰ってやるべき事がすべて終わっていたら20:30までは使えるようにしています。
他には
お手伝い、洗濯干し、食器並べは 1p
オンライン 先生の話をしっかり聴いてわからないところは怒らずに何故なのか質問できた。本読みの時は色々先生に問題を出せた 10p

オンラインは10〜0pまであり、態度悪は問答無用で0p、私が許しません。後は毎回終わった後自己評価をしてもらい、私のつけた点数と、自分の付けた点数で同じならその点数、違う時は話し合い。颯之輔は自分に厳しい所があるので、本人が低い評価の時は毎回低いポイントになっています。

YouTube  1p=10分以内の動画
ゲーム 1p=1回(スタートからゴールするまでで1回) 

基本週2回のオンラインが1番ポイントを稼げるのですが、もっとしたい時は「この英語頑張ってしたよ!」や、自ら進んで出来た事をアピールして私が納得できたらご褒美ポイントがもらえます。もらったポイントを自分で1週間振り分けて上手に使っています。

例外で、ポイントなくても見れる場合もあります。家族皆んなで楽しめるYouTubeを観るときや、1人で観るけど言葉や会話が為になるもの(全て英語のみ)などです。

また、乗り鉄なので英検に合格したら長距離電車に乗れる約束をしています。

例 大阪〜名古屋〜三重県賢島〜奈良

1日で全部乗り、ほぼトイレ休憩なしの乗りっぱなしで大人は倒れるかと思いました。

とにかく始発から終点が好きなので、付き合うのは大変です。

次は奈良西部の私鉄全部乗りをしてみたいと路線図見ながら考え中です。

さママ:我が家はご褒美制度は貯めるという方法ではなく、スポットです。 英検にチャレンジしたらLINEスタンプを買ってOK!程度のご褒美です。 モチベーションが少し下がっている時にも、頑張ったら観たがっていた映画を観に行こうなどのご褒美をちらつかせます。英語で観ようよと誘うと、いや日本語で観たいと言われてしまいます(笑)

成長を感じる点

岩田
岩田

ORCでの多読を通してお子様の成長を感じる点はありますか?

そママ:ORCが好きになったことで、学校国語の授業も好きになってきています。国語の読解力もアップしているように感じていますまた、授業で単語学習や「ひとつひとつ」の教材に取り組むことで、子供っぽいセンテンスから大人っぽい文章を作れるようになってきています前におはなし会で島田さんがおっしゃっていた、英検対策で力が付いてきているのを実感しています。

さママ:ルーティンとして継続する力がついたことです。英検5級に合格した頃から、「英語は自分の強みで得意なんだ」と言うようになりました。毎日コツコツ取り組めているということが、自信になっているのかなと思っています。

そうのすけさん、さわさん、そしてお母さま方、貴重なお話を聞かせてくださりありがとうございました。二人に共通していたのは、下記の点でした。

・ORCが楽しい!

・自主的に取り組む!

(最初からそうだったわけではない。最初は声掛け必須。その後習慣化。)

・やりっぱなしにしないで、親御さんがしっかり声掛けなどのフォローをしている

・耳のマークでのかけ流しや録音機能などORCをフル活用

・がんばった時のご褒美

ぜひ皆さんも、ご家庭での取り組みを見直すきっかけにしていただければと思います。反省された方もいらっしゃるかと思いますが、安心してください(^^;我が家、岩田家もすべて出来ているわけではありませんので。。。現状を共有しておきます。

・ORCが楽しい!
→やり出してしまえば楽しいけれど、一日1冊のみ。

・自主的に取り組む!(最初からそうだったわけではない。最初は声掛け必須。その後習慣化。)
→ここは一緒です!最初は声掛けが必要でしたが、今はルーティンになっています。

・やりっぱなしにしないで、取組後に親御さんがしっかり声掛けなどのフォローをしている
普段の活動はほぼノータッチ(泣)
授業の前にORTの質問を作成するところはフォローしています。

・耳のマークでのかけ流しや録音機能などORCをフル活用
→かけ流しはまったくできていません!次女は5つの機能をやりメダルを取るのを励みに取り組んでいますが、長女は気になる本を目のマークで自分のペースで読むのが好き。長女もレッスンで読む本だけは、音源をしっかり確認するようにしています!

うちの姉妹でも合うやり方が違うように、その子に合う方法があると思いますので、ぜひお子さんをよく観察して、いろいろな方法を試してみて、’我が家のやり方’を確立してくださいね。(そこにグループレッスンもぜひご活用ください!)

各ご家庭無理のない範囲で、でもしっかりとORCの各機能をフル活用し、多読に取り組んでいただければと思います。

これからも、MKのORCランキングはそうのすけさんとさわさんが引っ張って行ってくれることと思います。そうのすけさんやさわさんに聞いてみたいことがあれば、事務局に送ってくださいね。皆さんも、まず一日10分、その中でも目のマークを5分を目標に取り組んでいきましょう!

最後におまけ・・・

ポイントやご褒美の話が出ましたが、皆さんはどのようにされていますか。我が家もいつもではないですが、時々「できたよ手帳」を使ってポイント制を楽しんでいます。我が家はポイントがそのままお小遣いになるので、ほしいものができると「できたよ手帳やっていい~?」と言ってきます。項目とポイントを自分で決められるのが、この手帳のいいところです。もちろん支払う側のこちらも、内容とポイント数は確認してから始めます。娘たちは自分で決めた目標に向かって(お小遣いもかかっているので)、これをやる時はかなりいい子に過ごしているように思います笑 もしよかったら、使ってみてください。

学研ステイフル できたよ手帳