【開催報告】中学生ママの会 ~中学の英語教育の現状と小学生ママへのメッセージ~

2025年9月12日に、中学生ママたちにお集まりいただき情報交換会を実施しました。

MKの多くの生徒さんは未就学児や小学生ですが、実はMKには中学生の生徒さんも複数いらっしゃいます。

お子さんが今小学生のママたちも、現在中学校ではどんなレベルで授業が行われているのか、どんなことが課題なのか知りたい方もいらっしゃると思います。ランチ会でのお話全部はご紹介できませんが、公立・私立いろいろなパターンの情報を交換できましたので、ぜひ参考にしてください。

参加者の英語学習状況と中学・高校の英語教育事情

1.学校の英語教育に対する期待と現実のギャップが大きい

公立の学校では、教科書のレベルが昔とは比べ物にならないくらい上がっています。be動詞を勉強してから一般動詞というようなゆっくり丁寧な指導ではなく、be動詞も一般動詞も入学してすぐに学ぶような単元設定となっています。また私立は千差万別で、説明会で聞くような実践的な英語ではなく、実際は受験に特化した「ガリガリ」な学習内容の学校もあります。話せる能力は学校では育たないと感じている人も多いのも印象的でした。私立に通う2人が、たまたま同じ’新中学問題集’を使っていました!

岩田
岩田

岩田家が多読×オンラインを絶対に辞めない理由はこれです。’新中問’でガリガリゴリゴリやるスタイルは、まるで20ウン年前、私が高校生の時にしていた学習と同じです。

それで話す力が付いたか?語彙力が付いたか?Yesとは言い切れないので、娘には教科書だけではなく好きな本から語彙を学ぶことと、話す環境を作ることは今後も続けていきたいと思っています。

2.中学校の英語教育は「二極化」が進んでいる

小学校時代に基礎が身についていないと、中学に入って急に難易度が上がるためついていけなくなる子が多いです。

岩田
岩田

特に公立ではそのような傾向が顕著なようです。きっとMKの子たちの多くは中学校に入っても英語に抵抗がなく、二極化するなかでも’できる’方の子たちになると思います。

ただ、もっと広い世界で見た場合、日本の英語教育はこのままで良いのでしょうか。。。周りに少しでも英語に興味がある方がいらっしゃいましたら、中学前の準備として英語の本を読めるようにしておくというのは、かなりのアドバンテージになると思いますのでMKをオススメしてほしいです。

MKでなくても、やはり小学生のうちから始めておくメリットと、中学校での現状は皆さんに知っておいていただきたい点ですね。

3.リスニング中心から読み書き中心へ

小学校の英語テストはリスニングが中心ですが、中学校に入ると「読めること」や「書けること」が前提となるため、ギャップを感じやすいです。小学生のうちからある程度書けるようになっていると良いでしょう。

岩田
岩田

MKでは3級対策からしかライティングの教材(TAGAKI)は使いませんが、高学年の子たちは英検の級に関わらず自宅学習用で先にTAGAKI10を取り組んでみるのもよいですね!

4.塾では学校の定期テスト対策がメイン

通常の学習塾では、多読や英検よりも、とにかく学校の定期テストで高得点を取らせることに注力する傾向があります。

岩田
岩田

学校のテストで高得点を取ることも大切なのですが、それだけで良いのでしょうか。真の英語力が付くのでしょうか。これは第1回の中学生ママの会でも話題になりましたが、MKの生徒さんの保護者の方の多くは、学校の定期テストで高得点を取るためにMKで多読をさせているというわけではなく、楽しく英文を読めるようになってほしい、いろいろなテーマの英語に触れさせたい、話せるようになってほしいというような気持ちで多読×オンラインレッスンを選んでくださっています

もちろん定期テスト対策も必要にはなりますが、多読でベースができている子たちは定期テストでも良い成績を取れている報告をたくさんいただいています。

実際に今回ご参加いただいたママからも「マジックキーは楽しい英語、学校や塾はやらされている英語と分けて考えている」という声もいただきました。また英語が得意になり、学校の先生に「英語は100点取れるよね」と期待されることで自己肯定感を高め、学習への意欲に繋がっているという方もいらっしゃいました。

どの子もこれまでのMKでの学びが中学校でも活きているようで、とても嬉しいお声をたくさんいただくことができました。今後も学校の英語教育とは異なる、実践的な英語学習の場としてMKをご活用ください。

最後に・・・

中学生ママの共通の悩みとして、「子は親の意思では動かなくなってくる!」ということが挙がりました。

なおさら、小学生のうちから勉強習慣を付けておくことや、英語をある程度読める・書けるようにしておくことが求められます。これは第1回の違うメンバーの時にも話題になり、中学生ママから小学生ママへの大切な遺言です(´艸`*)

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!今後も、「中学生でも多読」を盛り上げていこうと思います。また、中学生限定クラスのアイデアも出ましたので、実現できるよう準備を進めてまいります。お楽しみに?!

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