早稲田アカデミー(早稲アカ) IBSの入塾競争率15倍以上の人気から見える21世紀の英語教育

ミネルヴァ大学卒の学長が最近話題になっている早稲田アカデミーのIBS(Integrated Bilingual School)について、なぜプログラムとして優れているのかを様々な観点から分析してみました。

ふくろうさん
ふくろうさん

学長! !ヤバくないですか?芸能人にも人気で、入学倍率がなんと15倍だという子供向け英語プログラムがあると聞きましたよ!

学長堀場
学長堀場

よく知ってますね!私達のマジックーキーでも、近いコンセプトでカリキュラム作っているんですよ〜

目次

カリキュラムの特徴

早稲田アカデミーさんのIBSというプログラムが大人気のようです。プログラムの詳細は、以前まとめておりますのでご興味ある方はこちらの記事もご一読ください。

なぜ人気があるのか?は、早稲田アカデミーさんが入学説明会を定期的に開催されていますのでそちらに参加されることで、どのようなプログラムなのか知っていただくことができると思います。
忙しいし、地方だしそこまで気合無いわ。。。という方はぜひこちらのビデオだけでもご覧ください。

ビデオを見ると、IBSの初等英語教育(年長〜小6)のカリキュラムの5つの特徴が見えてきます。

  1. 英語学習は聞くから入る
  2. 日英バイリンガルだからこそ、英語学習者の悩みに寄り添える
  3. 教室での授業は、親も見学してポイントをメモ
  4. 読書教育(多読)⇒上級クラスは50万語/月(中学3年間の通常のリーディング量の10倍相当)
  5. 英検合格という具体的目標設定

私自身は、2021年の5月にミネルバ大学の大学院も卒業し、世界最先端・最難関と呼ばれる新しいカタチのエリート校が、どのようなコンセプトでどのような授業を提供しているのか、実際に体験してきました。
入学試験でどのようなことが求められているかを知ることで、2022年時点で10歳と4歳の我が子が、そしてうちの学校の生徒たちが、将来ミネルバ大学に入学できるチャンスを掴むためには何を学んでおけば良いのかを知るために通いました。
最新の「学習の科学」もミネルバ大学で学ぶのですが、この5つのポイントはお子様のための初等英語教育学校(塾)を選ぶ際の参考になると考えています。

英語は聞くから入る理由

1つ目の「英語は聞くから入る」についてですが、母国語(日本語)の習得の過程を思い出してほしいのですが、聞く⇒話す・読む⇒書くの順番じゃないでしょうか?
中学生になるとすでに大量のインプットで膨大な記憶力を活かして言語を習得するのが難しくなってきていますが、小学生低学年くらいまでは特にこの脳の回路を活かさない手はないです。
これは後ほど紹介する「読書教育」にもつながります。

第二外国語として習得している先輩から学ぶ

2つ目の「日英バイリンガルだからこそ」の部分は、少なくとも英検準2級くらいまでは、英語を第二外国語として習得する人から学ぶほうが、ネイティブから学ぶよりも良いケースがあると思います。
日本人として生まれ日本で育つということは、基本的に変えることのできない環境です。

ただ、言語は文化と密接につながっており、自分の母国語がまずは第一優先です。第二外国語は、母国語でできるようになったことを他言語でもできるようにしていくという捉え方で、優先順位を明確にしておくほうがよいと考えます。
というのも、英語を話せるという人は世界中で17億人を超えると言われています(4人に一人)。つまり、英語が話せるだけではめずらしくもなんともありません。
一方、日本文化(空手、茶道、花道、アニメ、日本食)について英語で説明できる人はどれくらいいるでしょうか?
そして日本のことを世界に発信し多様性に貢献することができるとインターナショナルな世界で、日本人として自身を差別化できます。
ですので、第二外国語として習得している先輩から学ぶのが良いとなるのだと考えます。

環境を整えるのは親の役目

3つ目の「親も後ろで授業を見学」ですが、学習「環境」の整備は親の役目です。
環境を整えるというのは、親が必ずしも英語をできなければいけないという意味ではないです。
親が英語ができなくても、海外経験がなくても、お子さんが英検1級相当程度の英語力を習得することは可能です。
私がマジックキーキッズアカデミーとともに学長を務めるバリューイングリッシュでは、中1や小6で海外経験なく英検1級に合格する子たちが出てきていますが、共通しているのは、どのご家庭でもたくさん英語にふれる「お家英語」の環境を適切に整えられています。
例えば、リビングに本棚を用意し、一番手に取りやすいところに洋書絵本を用意しておく、子供の興味に合わせて英語DVDを用意するなどです。

多読は英語教育の理にかなっている

4つ目の「読書教育」ですが、こちらももちろんいわゆる日本で中学校から始める教育は、文法の”解説”などから入ります。
それは英文解釈ができるようになるには、効率が良い部分もあるからだと思います。しかし、今の時代求められているのリーディング力だけではなく4技能です。
そして、一見無駄や偏りのあるように感じる読書ですが、読み聞かせや音読の効果は絶大で、小さな頃から母国語での読み聞かせはしますし、小学校でも音読を国語の授業でしますよね。
英語圏では英語は国語ですから、「多読」というのは理にかなっています。そして昔はCDの音声と紙の本のページ合わせをするには親がサポートしなければなりませんでしたが、最近では多読アプリも出てきており格段に読書ベースでの教育がやりやすくなりました。
流石に1ヶ月で50万語はかなりの読書量でだれでもできるものではありませんが、

30万語前後で、英語を英語のまま理解できるように。読書速度が上がる(ほぼ中学英語が身につく)。

150万語前後で、1冊6万語を超える児童書や、やさしい小説が読めるようになる。

300万語前後で、英文の仕組み(文法)や基本4〜6000語彙を理解できるようになる。

という経験則ベースでの報告もあります。

小テストは重要で効果的

5つ目の「英検合格という具体的目標設定」ですが、これも多読ベースで学習を進めていくのと合わせて行っていくと、非常に効果的だと考えられます。
学び方は世界的に研究されていて、ミネルバ大学でもそもそもこなさないといけない課題の量が膨大なので、一番はじめに学習の科学(学び方)について学びます。
その中で「間隔学習(Distributed Practice)」「小テスト(Practice Test)」の重要性や効果的活用を学びますが、英検を適切なタイミングで受験していくことはこの「小テスト」に当たります。
理解度を確認しておくことで、適切なレベルの読書教材も把握することができます。また、英検は価格、試験内容がとてもバランスの良い試験で、特に準1級までは英検がベストだと考えています。
英検は現在ブリティッシュ・カウンシルからIELTSの試験運営を受託していますので、英検自体もIELTSを意識していると感じてます。
つまり準1級が取れればIELTS6.0が取れますし、1級ならIELTS7.0が取れるようになってきています。一方で価格はIELTSの1/3以下程度です。これを活用しない手はありません。

多読ベースの学習は、今までは手間がかかりすぎる、教材費が高すぎるというデメリットがありましたが、今は良書の多読をICTの進展のおかげで、アプリで簡単にできるようになっています。私自身は、これからの時代のデファクトスタンダードになると予想しています。

実際、多読ベースの学習で、私達のマジックキーキッズアカデミーからも2022年の第一回(6月)の英検では、5級:1名(小4)、4級:4名(小4:2名)(小3:2名)、3級:1名(小6)、2級:1名(小6)と60名程度の小さな学校ながらしっかり結果を出せています。

マジックキーはIBSの真似?

ふくろうさん
ふくろうさん

へぇ〜、僕が学んでるマジックキーもなかなかやるんですね〜。でもIBSの真似じゃないんですか!?

学長堀場
学長堀場

別に真似したわけではないですが、自分の子供のために初等英語教育はどうあるべきだろうと考えたら、価格と学びの効率のバランスを考えるとアプリを活用した多読学習ができ、オンラインでレッスンを受講すれば場所の制約もうけないのでは良いのではないか?という方向性になったんですよ。

ちなみにマジックキーの前身のプログラム(バリューキッズ)は多読を中心とした英語学習として、2015年にスタートしています。そこで実績を積み重ね、更により効率よく、楽しめるプログラムとしてスタートしたのがマジックキーキッズアカデミーなんです。