ケーススタディ(小3) 英検3級合格まで 英検に取り組んで英語力がグンと伸びました

そのモモシロさんのところのLilyさんが、前回2021年度第3回の英検で3級に合格しました!(当時小3の現4年生です。)おめでとうございます(^^♪モモシロさんが、MKのために英検3級合格記を書いて下さったのでご紹介させていただきます。

MK会員の方の半数以上は、モモシロさんの記事をご覧になって面談のお申し込みをいただいたと言っても過言ではありません。モモシロさんは、始めた頃の動画と入会数か月後の動画を載せてくださっているので、あの動画に感激しご入会してくださった方もいらっしゃいます。そのモモシロさんのところのLilyさんが、前回2021年度第3回の英検で3級に合格しました!(当時小3の現4年生です。)おめでとうございます(^^♪モモシロさんが、MKのために英検3級合格記を書いて下さったのでご紹介させていただきます。

小学4年生の娘がマジックキーの中級を受講しております。
去年の5月に体験レッスンを受け、3ヶ月はORCだけを利用して、その後9月から正式に開始しました。
娘はマジックキーをきっかけに英検を受けることになり、2021年10月に英検4級、次の2022年1月の受験で英検3級に合格しました。
マジックキーあってこその英検3級合格だと思っていますが、マジックキーのレッスン以外に家庭でどのような取り組みをしたのかなど、これから英検に挑戦される方の参考になりますと嬉しいです。

英検3級を受けるにあたっての懸念事項

4級合格後に次の3級へのチャレンジを決意したものの、当時の娘は英語の実力的には全然足りていませんでした。4級に合格したことで本人のやる気が上がったので、続けて3級も受けることにしたんです。ただし、私には大きな不安が…。

当時小3の娘はすでに反抗期に突入していて、親の私が言うことを素直にやるとは思えませんでした。難易度の上がる3級の学習に親子で取り組むことになると、親子の衝突は避けられません。自分の意志が強く、納得したことしかやりませんし、親の言うことは素直に聞きません。

ですので、できるだけ娘を刺激しないよう、やる気を削がないよう3ヶ月間さりげなく併走しました。これが、具体的な英検学習より気を遣ったかもしれません。そして、4級とは違って3級には大きな壁、ライティングもあります!娘は文をそれまで書くということはほぼしていなかったんです。簡単な単語とか、クリスマスカードのような一文を数回書いた程度です。スペルももちろん覚えていません。これをどうやってそれなりの英文を書けるようなところまで持っていくことができるかが大きな課題でした。

今回は、リーディング、ライティング、面接対策について我が家の具体的な取り組みをお伝えさせて頂きます。(リスニングは問題になれる目的もあり過去問を数回やった程度ですので、今回は省略します。)

リーディングパート

リーディングに関しては取り組みを始めた時点では語彙・文法・読解それぞれ点数が足りていませんでしたが、まずはマジックキーのレッスンをしっかりと受けること、それ以外のときもできるだけ毎日ORCに触れさせるようにして読解力をつけることを優先させました。Oxford Reading Treeもお話が面白くなってきたところで、これは本人もあまり嫌がらずに取り組んでくれました。

英検1ヶ月半前くらいからは中級の教材にもなっている「ひとつひとつわかりやすく」の解説ページを一緒に読んで、その場で練習問題を口頭で答えてもらい、できるだけ文法の解説はしないようにしながら、正しい答えの入った文章を一緒に読みました。

英検1ヶ月前からは「1日1枚! 英検®3級 問題プリント」というドリル形式のテキストを1日1枚ずつやり、それを私が確認して一緒に読み上げをしました。1日1枚というペースは子供が嫌にならない量で娘には合っていたようです。その中で、よく出てくる文法パターンや単語は、これは前の○○のところでも出てきたね、と言いながら復習を兼ねて戻って確認したり、○○って何だっけ?とクイズを出したりしました。1日5分~10分を目安にしていましたが、私もつい熱が入ってしまい、もうちょっとここもやっておこうとついつい長引かせてしまったこともありました。そうすると娘が飽きてきて集中力が落ちてくるので、そこは娘の様子を見ながら切り上げるなどすればよかったです。

文法はきっちり説明するよりも楽しく感覚的に身につけさせようと「なんとなくわかった状態」で「なんとなく正解はこれかな」と選べるようなところを目指しました。これで、合格ラインと言われている正答率6割くらいにいければよしとしました。そのため、正解とその理由をきっちり説明することはせず、問題を解く→確認をする→間違えた場合はこれが正解だよとさらっと教える→一緒に正しい文章を読むという繰り返しで進めました。

長文読解に関しては内容も難しい中、よく辛抱強く取り組んでくれました。3級になると文章も歴史や伝記など3年生にはちょっと難しい内容でした。しかし、ORCをコツコツ続けた結果と、マジックキーのレッスンで英語を読むことに対する抵抗感が下がり、難しい文章でもあきらめずに最後まで読むことができたのではないかと思います。読む力については自分たちだけの取り組みでは無理でしたし、辛抱強く導いてくださったマジックキーの先生方のおかげだと思っています!

ライティングパート

そして、一番の懸念事項だった英作文ですが、マジックキーの教材でもある「TAGAKI」を本人が楽しんで取り組んでいたので、これを1日1ページやるようにしました。

TAGAKIは1回のワークで2回文章を書くのですが、岩田さんのお嬢さんが2回目は主語を入れ替えて書いているというのをうかがい、うちでも主語を家族など別の人に入れ替えて書くことにしました。そうすることで三人称単数になりsをつけるとかdoではなくdoesにするなどの訓練になりましたし、このように応用で文を書くことが実際のライティングのときに役立ったように思います。

TAGAKI 10から始めてTAGAKI 20もやり、英検の2週間前にちょうど20が終わったので、そこから具体的な英作文対策をしました。TAGAKIをやり始めたときは文字と文字の間が離れすぎていたり、単語と単語がくっついていたり、英語として認識されるのか?というレベルだったのが、20まで終わった時点で少し修正されていてホッとしました。

ライティングの出題は、質問に対する答えと理由を2つ書くというパターンが決まっていますので、まずは質問のパターンとこうやって書くんだよと文章の構成を本人に伝えました。

具体的には「ひとつひとつわかりやすく」の「英作文のポイント」というページにも解説がありますが、TAGAKI 20まで終わらせたことで、質問の内容を理解して、その質問に対する適切な回答がわかれば、文章のひな型に当てはめて書くことでなんとかなりそうだと思いました。

最初に「ひとつひとつわかりやすく」の練習問題で、回答のパターンに沿って文章を書いてもらい、その後は1日1つのお題で文章を書いていきました。子供は予想外の答えを書くもので、YesかNoで答えさせる問題に「So so.」と答えていたり、理由は2つというのにandでつなげて理由をいくつも書いていたんです。

ですので、文章は極力シンプルに!答えは本当の自分の意見でなくてもいいから自分が知っている単語で説明しやすい答えを選ぼうと伝えました。文章を書いていく中で、よく出てくる問題のパターン覚えていると応用できる単語(reason、favorite、friend、country、季節の名前や学校の教科、趣味に関する単語など)が出てきたので、そこはしっかりスペルも含めて覚えてもらいました。

実はフタを開けてみたら一番心配していたライティングの点数が一番高かったんです。

自己採点ではスペルミスや文法ミスもありましたが、ライティングの配点は他のパートよりも甘めなようでそこまで心配しなくてもよかったようです。

面接対策

2次試験については本番の流れを把握すれば大丈夫だろうとそこまで心配はしていませんでした。1次試験の結果が出た後、バリューイングリッシュの英検対策のレッスンが受けられるという案内をいただいて受講しました。ただ、2次試験まで残り2週間で、娘が週2回のレッスンのうち1回は通常のORTのレッスンを希望したので実際に受講できたのは2回だけです。その前に他のオンラインで模擬面接レッスンを何回か受けていましたが、1次試験が終わった時点でバリューイングリッシュで受けていれば、他社のほうは必要なかったです。

その他社の模擬面接では、最初の問題カードを読む部分で先生に「Amazing!」と褒めていただきました。実際の面接でもリーディング(音読)は満点でしたし、マジックキーを続けてきた成果だと確信しました。

普段マジックキーでオンラインレッスンを受けているお子さんであれば、会話のやりとりも慣れていますし、バリューイングリッシュの英検対策レッスンを数回受ければ問題なく合格ラインを超えられるのではないでしょうか。

本人の感想

私との家庭での取り組みですが、実際に何度かぶつかりました。本人ができない自分にイライラしたのか、やる気をなくしたのか、こちらの言うことにも耳を貸さず不穏な空気が流れたことも幾度もありました。

それでも、今回は受けるのやめようか?と言うと「やめない!やる!」と途中で投げ出さずくらいついてきたのには感心しました。後から本人に聞いてみると、「ママにピーピー言われたことがやだった。でも合格したので今は感謝してる」と言っています笑。

「英語が好きだから頑張りたいと思った」そうなんです。娘の英語の原動力は「他の国の人としゃべれるようになりたい」という強い気持ちがあるから、それと負けず嫌いの性格もあったかもしれません。

今回の英検3級もチャレンジだったので、落ちてもいいから挑戦してみようという気持ちで受けることにしたのですが、実際に取り組み始めると、どうせなら合格させたいという気持ちが出てきてしまって、強い口調になってしまったこともありました。

迷いながら進めたところもありましたが、今回英検に取り組むことで娘の英語力がぐんと伸びたのは事実ですし、挑戦してよかったと思っています。今後も一筋縄ではいかない娘と、英語を通して親子で楽しく取り組んでいければと思っております。

岩田
岩田

3級の合格おめでとうございます!親子で掴んだ合格ですね!Lilyさんの努力はもちろん、モモシロさんの伴走にも拍手を送ります。我が家の娘も同じく小4で準2級を目指しています。お互い、引き続きORTでのベースアップに励んでいきましょう。またグループレッスンでご一緒できる日を楽しみにしています。