イギリスの作家、ロアルド・ダールの作品からお勧めするこの企画、今回は「どでかいワニの話」です。もちろん、お子さまと一緒にパパ・ママも気軽に読むことができます。
あらすじ
アフリカの川に住む「どでかいワニ」が、人間の子ども(!!)をランチにしようと様々な作戦を練る物語です。 そのため「どでかいワニ」は、アフリカの川から陸に這い上がります。 人間の子どもを捕らえるため、数々の「巧妙きわまる隠密作戦」を繰り広げるのですが・・・ 「どでかいワニ」の最後が痛快です! ロアルド・ダールとイラストレーターのクェンティン・ブレイクが絵を担当した作品で、2人の初めてのコラボレーション作品として知られています。(AIによるあらすじ+しょーこによる説明)
ワニが子どもたちをランチにするために、いろいろな手を使って子どもたちに迫ってきます。このストーリ、サラッと読んでいるだけでもドキドキしちゃいます。
内容を全部お伝えできないのが、もどかしい・・・

英語と日本語を比べてみると
今回は、評論社さまから出されている『ロアルド・ダールコレクション』シリーズの日本語も参考にしながら読み進めました。ところが!!

おやおや、日本語の方が難しく感じる・・・(こちら日本語版は英語オリジナル版の翻訳なので、そもそも少し難しいのはわかっていますが)

英語の方がシンプルで読みやすいなーと思ったら、それはチャンスです。
イラストがカラーかモノクロか、という違いもありますが、それぞれ良さがありますね。
読むときは、黙読でも良いのですが、音読するとさらに良いですね。
MKキッズなら、スラスラと読めちゃうことでしょう!
音声を大事に

背表紙の裏面に音声コンテンツへのコード案内がありますので、ぜひ利用してみてください。(皆さんはORCを毎日利用しているので、わざわざダウンロードするのは少し煩雑に感じるかも??ですね。)
こちらもおすすめ
こちらは、ダールファンなら必見の書籍です。ダールの幼少時のこと、家族のこと、イギリスの空軍に所属し、戦争に参加したこと、そして何より、それぞれの作品が描かれた背景などについて詳細に知ることができますよ。ダールの作品がますます好きになりそう!
ダールの作品は、ダールの死後35年経った今でも、イギリスで毎年100万部売れているそうです。
ダールはジェームス・ボンド(007)の『007は2度死ぬ』(1967年)の脚本も書いていたそうです。かなり昔の映画ですが、これも驚きです。007のファンはこのことを知っていたのかな??

あの大ベストセラー”Matilda”、着想から20年もかけて完成したそうです。
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